「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」について
「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」に関する説明について(要望)20201210【滋賀県】
【滋賀県士会宛】「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」について(ご報告)(20201229施行)
【支部長並びに代議員各位】「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」について(ご報告)(20201217付)
「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」について
滋賀県内にて精神保健福祉に関わるみなさま、日々精神保健福祉の向上に取り組み・活動いただき誠にありがとうございます。
この度、公益社団法人日本精神保健福祉士協会が自民党・公明党より標記にかかる意見申述を求められ、2020年11月に「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」を発出されました。
その「意見」の中に『改革が進まない要因の一つとして、「精神科病院の患者の抱え込みがあるから」とまことしやかにささやかれていますが、現実は精神障害者の地域生活支援を福祉で支えきれていないことにあると考えております。地域福祉は精神科病院への入院に長く依存してきた事実があり、地域福祉の脆弱性が大きな要因ではないでしょうか。』との文言が含まれていました。
私たちは、 「精神障害者の社会的復権と福祉のための専門的・社会的活動を進める」 専門職として存在していると考えており、地域福祉の脆弱性があることを踏まえながら、超長期入院など精神科病院の持つ問題についてもその解消に向けて取り組んでいました。
そのため、この「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」は看過できないと理事会の中で議論し、『「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」に関する説明について(要望)』を公益社団法人日本精神保健福祉士協会に発出いたしました。その中に、このような文言を用いられた意図を明確にしてもらいたい旨を記しています。皆様におかれましては、是非この文書をお読みいただき、今一度私たちが取り組むべきことを考え、議論が深めていただければ幸いです。
尚、この問題に関しては11月30日に『「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」について【お詫びとご報告】』が公益社団法人日本精神保健福祉士協会のホームページに掲載され、当該文書は削除され、修正された意見書が再発出されたことが記されています。
また、12月17日に公益社団法人日本精神保健福祉士協会理事一同名で、当該文書が発出される経緯等が記されている『「令和3年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見」について(ご報告)』が全国の都道府県支部長あてに発出されており、滋賀県支部長、当会会長にもメールにて届いております。こちらも併せてご一読ください。
みなさまからのご意見等を是非理事会に届けてくださいますようお願い申し上げます。
http://www.japsw.or.jp/backnumber/oshirase/2020/1130.html?fbclid=IwAR1yB7PfTfu-SDlPZ0bL-bAwa1-Hz1HWqHSLADWTQsY49gJj0iRBiUUEvmk